「高専型卒業制作」導入推進トップページ > 当校の優位性
仙台高専における当事業の特徴としては、主に次の5点が挙げられます。
課外のチームラーニング形式であるため、全科の教職員と学生による学年・学科・キャンパス・姉妹校間の横断が容易であり、各々の領域を超えた複合・有業の問題を扱うことができ、同時に、各分野による偏りのない客観的な意見を得ることが可能です。
また、作業時間も適切に管理されることから、グループ学習・提案・制作を無理なく、計画的に進めることができます。
グループ学習・提案・制作は、問題選定型モノ造りコンテストを核とした内容です。また、これらは参加学生自身が、教職員のアドバイスの下、自らに見合った内容や難易度を設定することができます。
特に、将来「モノ造り」に携わる仕事を希望する学生にとっては、「未来への大きな第一歩」となり得る取り組みです。
各チームの提案内容や制作物(コンテスト作品)は、地域市民や産学官によって「客観的に」評価されます。
外部からの客観的な評価を得ることにより、学生自身の能力はもちろん、教職員の人材育成能力、さらには取り組み自体の質の向上が促されます。
各チームにおけるグループ学習・提案・制作への参加学生に対して、単位が与えられます。単位数は前出の外部評価、そして作業時間数を加えたGPA方式により算出されます。
努力した分の評価が、客観的に、目に見える形で得られます。
グループ学習・提案・制作で取り組む内容は、卒業研究と連携させることが可能です。
具体的には、各チームで取り組んだものを、卒業研究と並列の「高専型卒業制作」に移行させることができます。
以上のことから、参加学生にとって当事業は、単なる課外学習の枠にはとどまらない、非常に有意義な内容であるといえます。
高専が掲げる「創造力のある実践的技術者」の育成にも極めて有効な取り組みでもあり、大局的には、「モノ造りの高専」の特性を示し、工学系大学との差別化を図れるものでもあります。
なお、仙台高専には、各種GP関連事業等における採択実績が数多くあります。
今回のすべての取り組みは、これらの活動において整備されたものをさらに発展させる形であるため、実現性や実効性は非常に高いと考えられます。
地域産官として、名取市、県立がんセンター、商工中金仙台支店などと既に提携を結んでいる点もまた、当事業における仙台高専の強みであるといえます。
取り組み内容を継続的に改善するため、当事業では次のようなPDCAサイクルを設けます。
(PDCAサイクルとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する手法を意味します。)
なお、委員会は事務職員3名と教員9名から構成されるものとします。
平成23年3月現在、上記のPDCAサイクルにより、既にいくつかの点において事業の改善を行っています。