テーマ3:知的財産関連教育の推進 「早期創造性教育と知財教育の連携と統合」

事業計画・報告

高専祭で,東北地区高専「卒業研究・発明コンテスト」の実施(平成20年5月〜11月)

【活動報告】 第3回 宮城高専・発明コンテストの開催(10月25,26日)

発明コンテストは,直接的に学生の知財マインドに訴えることから,本取組の狙いとする知財マインドの活性化に対して,最も教育的効果が期待できる。本年度は,最終年度であるが,初年度は1件,2年度目は3件について応募発名から実際に特許申請している。そして各年度に1件ずつ特許を取得している。

応募期間は,アイディアを出しやすいように夏休み前から募集を開始し,夏休み終了の1週間後を締め切りとした。応募用紙には,特許明細書を意識して,「発明の名称」,「関連する技術分野」,「発明の背景にある技術もしくは従来技術」,「発明が解決しようとする課題」,「課題を解決するための手段・方法」,「発明の効果,発明を実施するための最良の形態」,「産業上の利用可能性・波及効果」を記入してもらう形式とし,加えて,「その他アピールしたいこと」を自由形式で記載してもらった。

応募しやすくするために2部門を設け,ひとつは全くフリーとしたアイディア部門を設け,他は学生生活,寮生活,その他日常生活を意識した課題部門とした。
期日までにアイディア部門9件,課題部門5件,合計14件の応募があった。
さらに,2学年の「創造実習」,専攻科1年次における「創造工学演習」の発表の場としても利用してもらうこととした。創造実習部門には4件の応募があり,また,創造工学演習部門には2件の応募があった。

応募課題に関しては,第1段階の審査として知財関連学生支援室のメンバーが評価を行った。その結果,9グループのアイディアを合格とし,中間審査結果として発表した。この中間審査に合格した9グループのアイディアにより,高専祭での本審査を行うこととした。
本審査には,企業からの審査員として,株式会社ジー・イー・エス 渡部正直氏を迎え,企業の立場で審査をお願いした。

当日の来場者数は,25日が75名,26日が89名で,合計164名であった。

コンテスト前の中間審査ならびに本審査,さらに博進特許商標事務所弁理士の藤木博先生にご講評いただいた結果をもとに,応募アイディアのうちの2件について,出願に向けて準備を開始することとした。

第3回 宮城高専・発明コンテストでは,東北地区の高専と連携して「卒業研究・発明コンテスト」を実施すべく,各校に参加を呼びかけたが,残念ながら他校からの応募は無く,本校からのみのエントリーだけであった。

表 中間審査における評価項目と配点
表 中間審査における評価項目と配点

図 発明コンテスト会場の様子
図 発明コンテスト会場の様子

図 発明コンテスト表彰式
図 発明コンテスト表彰式

 

図 卒業研究内容の紹介
図 卒業研究内容の紹介

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