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仙台高専を初めとして東北6高専は、高専機構の方針に基づいて各地域で特色ある知財活動を行っている。高専機構は知財本部を設置し体制を整備しているが、個別対応の拡大は業務量の単純な増加を生むのみである。
また、宮城県では産学連携のために産学連携アライアンス「KCみやぎ」を設立し、仙台高専は主導的に活動し、また東北6高専は広域コーディネーターの活動により、ニーズとシーズの把握ができており、共同研究・知財関連などの共同出展の実績も重ねている。
そこで、東北への自動車・電気関連業種の大型進出を踏まえて、地域の再生やイノベーションを起こすためには、東北地域における知財の拠点校などの設置が不可欠である。
仙台高専の企業協力会、宮城県等との連携において先導的な役割を持ち、窓口機能は7年以上の実績がある。
東北地区のこれまでの活動において、東北地区テクノセンター長会議が定期的に開催され、知財を含めて産学官連携について協議・実行してきており、指揮権限は明確である。
これまで東北6高専と高専機構が個別事例に対応してきたが、ハブ機能を仙台高専が持つことで管理機能の効率化が図られる。
各地域共同テクノセンターは教職員が一体となった学内組織として位置づけられており、各センター報にその活動が明記されている。
東北地区には高専専属のコーディネーター2名を配置しており、その役割は、技術相談、シーズ・ニーズ調査、共同研究の促進、地域連携の促進、特許出願・知財管理等、競争的研究資金の獲得、産学官連携意識の啓蒙、インターンシップ支援、ベンチャー起業・育成、関連イベント出展支援など多様な業務を行っている。
本申請により、コーディネーター・弁理士・特許アドバイザーなどの一連の事業化までの流れに必要となる人員配置あるいは関係機関との連携実施を促進すれば、連携の効率性が飛躍的に向上する。
計画している知財コーディネーターの一般的な業務は、以下の通りである。
1名ではなく各テクノセンターの1,2名を化学系、機械系、制御・ソフト系等の担当者として全分野を対象とする。開発段階を含めた出願前、出願、出願後をカバーする。
デザイン開発と出願に対応する。
各高専における担当者について定期的に研修会を行い、スキルアップをはかり体制を強化する。内容は、知的財産の侵害鑑定や侵害紛争、侵害訴訟、知的財産権の活用戦略やリスクマネジメントなどである。事業化に伴う知財の評価などの実務は外部機関等を利用する。
高専機構で策定した方針・ルールに従う。
これまでに企業人による発明コンテスト(現代GP)への参加、弁理士協会、国・自治体を始めとする関連機関との協働を行ってきており、積極的に進める。
仙台高専名取キャンパスでは教職員へのセミナー等を数年来続けており、それを踏まえて知財学生支援室を立ち上げ、科目についても知財関連の内容を計画に盛り込んでいる。
宮城県の産学連携に携わる高等教育機関、JST東北プラザなどの関係機関のアライアンスであるKCみやぎにおけるシーズ、ニーズ、研究者等のDBを構築しており、その充実と利用を促進する。
全体の体制を整備して、それを支える知的財産に詳しい人材を各高専に養成する。そのため仙台高専にて研修会を開催する。
初年度の人材が主導する形で、各高専の知財担当者のスキルを全体として上げ、発明相談会などの業務を行う。また東北6高専で特許流通フェアを開催する。競争的資金への応募を行う。
体制を確立し活動を継続的なものとするために、東北地区において特許のすべての分野をカバーすること、申請から事業化までの一連の流れを担当あるいは外部と連携できる窓口を各高専に設置することなどを実現し、東北地区への高専の知財の広報を推進する。合わせて、将来的に自立して本活動が推進できるような具体的プランの策定を行う。
特許を活かした新規事業の立上げ、共同研究の増加、技術相談の有料化などへ結びつける。
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